「LIFE DESIGN」を読んで、スタンフォード式の最高のライフデザインをつくろう!

こんにちは。2級ファイナンシャル・プランニング技能士のさいとう信幸です。

「ライフデザイン」でつまずいたCFP®試験勉強

先日、日本政府の検定試験である「2級ファイナンシャル・プランニング技能士」試験に合格したので、「世界が認めるプロフェッショナルFPの証」であるCFP®(Certificated Financial Planner)認定を目指して勉強を始めています。

「世界が認める」とは言っても、CFP®は国家資格ではなく、日本FP協会が管理する民間資格です。ただ、「技能士」という称号は日本国内でしか通用しませんが、CFP®の認定を受ければ、アメリカや香港などに行って現地のFPと会ったときにも、プロのFPとして認めてもらえるというわけです。

さて、日本FP協会が発行しているCFP®試験のためのテキストは、全6巻で2000ページ以上もある膨大なものです。その第1巻である「パーソナルファイナンス」の冒頭からつまづいてしまいました。

実は、このテキストの2ページ目にこのような記述があります。

パーソナルファイナンスとは、個人及び家族が自らのライフデザインとライフプランに表現される「人生の幸福」を実現することを目的として(以下略)

日本FP協会発行「FPテキスト パーソナルファイナンス」から

では、「ライフデザイン」とは何か?
テキスト4ページには、こう書いてありました。

ライフデザインとは個人の生き方のことであり、ライフデザインには個人の人生に対する価値観が表現される

日本FP協会発行「FPテキスト パーソナルファイナンス」から

つまり、自分の人生に対する価値観に基づいて、自分の生き方を表現したものが「ライフデザイン」だというのです。

では、「ライフデザイン」はどのように表現したらいいのだろうか?
私は、考え込んでしまいました。

美術のデザインにも、ウェブサイトのデザインにも、表現のための技法があります。「ライフデザイン」の表現技法は、テキストのどこにも載っていません。テキストにも載っていないということは、CFP®試験にも出ないでしょう。事実、過去問の問題集を見ても、ライフデザインの表現技法に関する問題などありません。

試験合格のためには、過去に出題されたことのない部分など軽く読み飛ばせばいいのですが、私は考えました。

顧客の「人生の幸福」を実現するためのパーソナルファイナンスをプランニングするファイナンシャルプランナーが、ライフデザインの表現技法を知らなければ、顧客の「人生の幸福」を実現できるわけがない、と。

「ライフデザインとは?」の答えは地元にあった!

それから、私は「ライフデザイン」について、ネット上で調べてみることにしました。

Googleで「ライフデザイン」をキーワードにして検索したところ、一番先頭に表示されたのは、なんと私が利用している携帯電話会社のページでした。私の追い求める答えは、携帯電話の中にあるというのでしょうか?

携帯電話会社の何件かあとに表示されたのは、私の住む千葉県鎌ケ谷市のサイトでした。

地元の自治体でライフデザインに関する事業を展開しているとは知りませんでした。平成29年度に「自分未来創造計画」というライフデザイン啓発冊子を作って、成人式で配布したそうです。

冊子の内容がウェブサイトで公開されていたので読んでみたところ、「ライフデザイン」の定義がしっかり書かれていました。

自分の生き方や価値観にフォーカスし、今後の人生の指針を立てていくことを「ライフデザイン」といいます。

鎌ケ谷市発行「鎌ヶ谷自分未来創造計画」から

「価値観」という言葉が出てくるあたりはFP協会による定義と大きな違いはありませんが、「人生の指針を立てる」ということが、すなわち「デザイン」することだと考えられます。

この冊子には、「なりたい自分」について考えるためのワークや、オン・オフ充実のための手帳の使いこなしのアドバイスもあったりして、FPとしての今後の取り組みを考えるうえでも参考になりました。

スタンフォード式ライフデザイン設計法を見つけた!

さらに、検索結果をたどっていくと、7番目か8番目にようやくアマゾンのページが表示されました。本のタイトルは、

LIFE DESIGN(ライフデザイン)ーースタンフォード式 最高の人生設計

本のタイトルからして私が探していたものに完全に一致しています。内容紹介を見ても、「ライフデザインの秘訣を公開!」「ライフデザインの方法」「スタンフォード大学が世界に誇る人気講座の秘訣」などの言葉が踊っています。

これこそ、私が求めていたライフデザインの表現技法が出ている本なのでしょう。迷わず、クリックしました。

そして届いた本がこちら。320ページもある大作です。

「ライフデザイン」こそが本当の幸せをつくる

マーカーを引きながら読み始めること4ページ目。このようなことが書いてありました。

本当の幸せは自分に合った人生をデザインして得られるもの。

LIFE DESIGN(ライフデザイン)ーースタンフォード式 最高の人生設計

裏を返せば、自分に合った人生をデザインできなければ本当の幸せは得られないということです。
お客様の幸福のために貯蓄や投資、保険について考えたり、アドバイスをするのもFPの仕事には違いありませんが、それ以前に、その方自身に合った人生のデザインのお手伝いをすることが何よりも大切だということに気づきました。
そして、28ページから29ページには、ライフデザインの意味がずばり書かれていました。

「自分はなにになりたいのか?」「どういう人間へと成長したいのか?」「どうすれば自分の愛せる人生を築けるのか?」この疑問に答えるのに必要なのが、ずばり、デザインのプロセスだ。

LIFE DESIGN(ライフデザイン)ーースタンフォード式 最高の人生設計

成長した自分の将来の姿を想像し、未来の自分をつくりあげること。これこそが「ライフデザイン」なのだということに気づきました。

未来の自分をつくるために最初にすべき5つのこと

人生の指針づくりだけでなく、未来の自分そのものをつくること。そのためには、何をすべきなのか?

「LIFE DESIGN」には、自分自身の人生のデザイナーとして何をしたらよいか、順番に書かれていました。前半部分だけですが目次を追いながら、簡単にご紹介します。

  1. 現在地を知るライフデザイナーとしてのスタートに立つために、まずは自分の人生のエネルギー源を明らかにする。そのエネルギー源とは「健康」、「仕事」、「遊び」、そして「愛」である。
  2. 人生のコンパスをつくる自分の人生が正しい方向に歩みだすためのオリジナルなコンパスを用意する。コンパスづくりのためには、自分の「仕事感」と「人生観」を明らかにしなければならない。つまり、「なぜ私は仕事をするのか?」や「人生に生きがいや価値を与えるものは何か?」という疑問に明確に答える必要がある。
  3. 熱中できる道を探す毎日の生活の中で、自分が熱中している事柄やエネルギーに満ち溢れている瞬間を「グッドタイム日記」に記録する。そして、目の前の活動に熱中し、時間が止まったように感じ、活動の難易度と自分の能力が完全に一致している「フロー状態」が生活の一部になることを目指す。
  4. 行きづまりから抜け出す最初に考えたことを何がなんでも成功させようとするから人生は行きづまる。正解を求めるのではなく、大胆でクレイジーなアイデアをたくさん生み出すべきである。そして、多くのアイデアの中から「プロトタイプ」をつくって、いくつか試してみる。
  5. 人生プランを描く自分の今後5年間のまるっきり違う3通りの人生を想像し、書き出す。ひとつは、現状ベースの人生。もうひとつは、現状ベースの人生が突然ダメになった場合の新しい人生。最後に、お金や世間体を無視した場合の人生。これら3つの人生プランに優先順位はない。どれもベストの自分である。

ここまでが、いわば「計画編」あるいは「準備編」で、あとは「応用編」、「実践編」になります。

「ライフデザイン」のためにFPとして最初に実践する3つのこと

これからファイナンシャルプランナーとして、お客様のライフデザインづくりのお手伝いをしていこうという以上、ライフデザインを自分で実践しなくては始まりません。

そこで、私は、この本に書かれている3つのことについてまず実行します。

  • 「健康」「仕事」「遊び」「愛」についての自分の状態を明らかにします。その方法として、自動車のダッシュボードについているゲージのようなものを作り、それぞれの状態をビジュアルに表現します。
  • 自分の「仕事感」と「人生観」を明確にします。その方法として、「自分にとって仕事とは何か?」、「人生に生きがいや価値を与えるものは何か?」などの疑問に答えるワークを行います。
  • 自分の人生プランを描いてみます。今の仕事をベースにした人生、今の仕事ができなくなったときの人生、そしてお金や世間体を無視して誰にも遠慮のない人生。これら3つについて、5年間の時系列表を作り、タイトルを付け、疑問点を書き出し、資源、興奮度、自信、一貫性について、ビジュアル化します。

「ライフデザイン」に終わりはない

地元・鎌ケ谷から始まり、アメリカのスタンフォードにたどり着いた「ライフデザイン」を探す旅。まだまだ先は長いですが、ゴールはありません。

デザイナーの考え方が身につきはじめれば、人生に終点はないことに気づくだろう。仕事に終わりはなし。遊びにも。愛と健康にも。ライフデザインが終わるのは、人生を終えた時。それまでは、人生という名の年輪を絶えず上書きしていくのだ。

LIFE DESIGN(ライフデザイン)ーースタンフォード式 最高の人生設計

最後まで、お読みいただきありがとうございます。
さいとう信幸でした。

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