ミオリネの苦境と覚悟:「機動戦士ガンダム 水星の魔女」今後の展開予測

みなさん、こんにちは。

現在TBS系列で放送中の「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の、今後の展開を予測してみました。

前回、スレッタは母プロスペラと「姉」エリクトとの「対話」のため、ガンダムキャリバーンに乗ることを決意しました。

おそらく、エアリアルとキャリバーンの最終決戦の末、スレッタが母親との葛藤に打ち克つはずです。

一方、失意のドン底にあるミオリネは、どうなるでしょうか。

ミオリネは「誰かが犠牲になるのは嫌だ」と考えています。

しかし、この世界においては「結果」が全て。

そのためには、なんらかの犠牲を払う必要があります。

それならば、ミオリネ自身が「犠牲」になるしか「結果」は得られないのでは、と考えてみました。ハードな展開、ご容赦ください。

ラウダは、ペトラを奪い、敬愛する兄グエルを変えてしまったという怨みをミオリネに対して持つようになり、彼女をモビルスーツSCHWARZETTEで攻撃することを企てます。

もちろん、ミオリネは自分だけで戦うことができません。そこでグエルがミオリネを守るため、ラウダと一戦を交えます。グエルはラウダに辛うじて勝利を収めますが、ミオリネは瀕死の重症を負い、下半身不随となってしまいます。

さらなう絶望に陥るミオリネの前に、父デリングが目覚めます。

デリングはミオリネへの最後の言葉として、自分の信念を貫くよう諭します。

父を激しく嫌悪していたミオリネですが、サリウスCEOがかつて自分に告げた「あなたはもっと父から学ぶべきだ」という言葉を思い出します。

そして、父に「これからは人の死のうえに成り立つ世界ではなく、人の生命のうえに成り立つ世界にする」と誓います。

デリングは彼女の言葉に頷いた後、息を引き取ります。

ミオリネは、これまでは一方的に父親に反抗し、父親から逃げてきました。

しかし、自分の両足と引き換えに、自分の信念が明確になり、父親を乗り越えることができたのです。

ここにミオリネの「父親殺し」は完成しました。

そして、ミオリネは株式会社ガンダムの製品である自立歩行型義足を装着し、再び地球に降り立ち、アーシアンとの最終和平交渉に臨むのでした。

残りあと3回で、果たして物語が収束するのかという懸念もありますが、「最終結末は劇場版で」とは、ならないはずです。

なお、先のストーリーはあくまでも私の自由な推測であり、受け入れがたいと思われる方もいらっしゃると思います。いくつもある「ルート」のひとつとして、受け止めていただければうれしく思います。

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