石勝線夕張支線に一足早いお別れを告げる。

こんにちは、さいとう信幸です。

JR北海道の石勝線夕張支線(新夕張ー夕張間)が、2019年3月31日で廃止されます。廃止まであと20日余りですが、一足早いお別れを告げに北海道まで日帰りしてきました。

新千歳空港までは、成田からジェットスター(GK105便)を利用しました。第3ターミナルには定刻50分前の7時15分には着いていましたが、ちょっと早いかなとフードコートでコーヒーを飲んでいたら、アナウンスが入り、今日は飛行機までバスで移動するから、7時50分までに搭乗口に行かないと乗れなくなるよ!とのこと。あわててセキュリティチェックの列に並びましたが、通過まで15分以上かかり、搭乗口にたどり着いたのは7時42分でした。危ない、危ない。LCC利用の場合は、時間に余裕を持ちましょう!

無事搭乗も済み、GK105便はほぼ定刻に出発しました。窓際の座席で、天気もよかったので、雪をかぶった東北の山々がきれいに望めました。しかし、北に向かえば向かうほど雲は厚くなり、新千歳空港に近づいたときには、冬の曇り空でした。

新千歳空港に到着したら、まずは夕張行列車の始発駅である千歳駅を目指します。快速エアポートで2駅、6分ほどです。札幌近郊の普通列車1日乗り放題の「一日散歩きっぷ」という、青春18きっぷのバラ売りみたいなフリーきっぷがあると聞いてはいましたが、新千歳空港駅では発売されていないようなので、千歳駅で買い求めることにして、とりあずSuicaで乗りました。

しかし、千歳駅の窓口で「普通列車1日乗り放題みたいなきっぷはありますか」と尋ねたところ、駅員さんから「4月からになります」との回答でした。あとでJR北海道のホームページを確認したら、一日散歩きっぷは存在することはするのですが、12月から3月までは発売しないと明記されていました。真冬の北海道で汽車に乗って一日散歩は確かにムリがありますね。いずれにせよ、1日フリーきっぷはないので、その都度きっぷを買ったり、ワンマンカーではバスのように降りるときに運賃を支払うしかなくなりました。ただ、それも面倒なので、結局は11850円払って青春18きっぷを買い求めました。残りの4回分を使い切るのは今後のスケジュールからすると困難なので、残りは金券ショップで買い取ってもらうことにしましょう。こんなことなら、新千歳空港駅で18きっぷを買っておくのでした。350円損しました。

青春18きっぷは5日間有効で11850円。1日あたり2370円だが、余ってもJRは引き取ってくれない。自己責任で処分を。

ひとまず切符の問題も解決したので、夕張行き列車が発車を待つホームに向かいました。ふだんは1両編成で十分なのでしょうが、今日は乗客増が見込まれるのか、2両編成です。うち1両は塗装が日高本線バージョンだったので、臨時に夕張支線に回してもらったのかもしれません。発車時間も迫っていたので一通り写真を撮り終えて列車に乗り込んで見ると、2両とも座席がほぼ埋まっていました。進行方向に背を向けた通路側に空席を見つけてなんとか座ることはできましたが、すでに乗車率は90%を超えていたでしょう。いつも週末にこれだけのお客さんが乗ってくれれば、廃止になることもなかったでしょう。廃線によるPR効果はやっぱりすごいですね。

千歳駅を出発した列車は、列車交換や特急退避のため、追分駅および滝ノ上駅で長時間止まりました。列車に乗っているときはあまり車窓を楽しめませんでしたが、長時間停車の時には汽車からホームに降りて写真が取れたので、まあまあ楽しめました。

新夕張駅で、石勝線は帯広方面の本線と夕張支線に分岐します。追分で追い抜かれた特急の乗客であろう方々が、新夕張駅から乗り込んできました。いよいよ乗車率は100%を超え、座れない客さんが出ました。デッキに移動して車窓の写真を撮ることもできなくなってしまいました。ほとんど車窓が楽しめないまま、汽車は夕張駅に着いてしまいました。

夕張駅は無人駅なので、すべてのドアを開くわけにもいかず、バスのように一番前のドアから降りるしかありません。降りるまでに10分近く待たされたと思います。さら、駅では、折り返しの列車を待つ人がすでに行列を作っていました。折り返し列車で千歳にトンボ帰りする人も、荷物を車内に置いて席取りをすることは禁止されていましたので、夕張駅で写真を撮ったりしていると、最悪の場合は折り返し列車に乗れなくなることが危惧されました。ここで1本列車を見送ると、次は4時間後です。しかたなく、車両や駅舎の写真撮影はあきらめて、乗車待ちの行列に並ぶことにしました。ここで楽しかったことといえば、廃線メモリアルの「ありがとう弁当」が買えたことぐらいでしょう。

折り返し列車は定刻より10分以上遅れて、夕張駅を後にしました。心配していた座席も無事確保できたし、お腹もすいてきたので、車内でお弁当を広げました。1000円もするわりには、唐揚げとシャケが入ったごく普通の弁当でしたが、車内で食べる味はやっぱり違います。ただ、せっかくなので、おかずにもう一工夫あればさらによかったと思います。

千歳に戻ってきた時には14時を回っていました。帰りのフライトまでは6時間以上あるので、せっかく18きっぷを買ったので、小樽まで足を伸ばしてみようかと思いました。

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