イカの墨入りブイヤベースをサイゼリヤで食す

こんにちは、さいとう信幸

です。

今日は、定時で勤務を終了し、職場近くのサイゼリヤへ。
日高屋のラーメンも、松屋の定食も、名代富士そばのセットも、ちょっと飽きました。

特に食べたいものもなかったので、「素スパゲティ」、もとい、アーリオ・オーリオに小海老のサラダで十分かなと思っていましたが、テーブルに置かれたメニューを見て驚きました。

「イカの墨入りブイヤベース」税込み799円!
(メニューの写真は撮り忘れました)

サイゼリヤで799円は高いですが、白ワインを250mlデカンタで頼んでも999円で済むわけですから、決して悪くはありません。期間限定が謳われていたこともあり、好奇心に基づいて、食べてみるという行動を取りました。ただし、ブイヤベースだけでは満腹にならないので、当初予定通りアーリオ・オーリオも頼みました。

まずは、白ワインがデカンタで運ばれてきました。250mlで200円ということは、1mlあたりわずか80銭です。フルボトル換算では576円。スーパーで買う安いワインとほぼ同じ値段で、決して不味くはない、むしろこの値段にしては十分な美味しさです。なお、ワイングラスはプラスチックです。グラスにお金をかけるより、ワイン本体にコストをかけるスタイルです。

何も食べずにデカンタを半分空けたところで、真っ黒なブイヤベースとパスタが運ばれてきました。エビが2匹とムール貝が見えます。スープの中にはアサリやイカ、魚も入っています。味は、超濃厚というほどではないにせよ、魚介から出た旨味とイカ墨のコクは、しっかり感じられました。真っ黒なスープを飲み、魚や貝を食べながらワインは進み、程なくデカンタは空になりました。アーリオ・オーリオを鍋に入れれば、イカ墨スパゲティになりますが、それならば最初からイカの墨入りスパゲティ(499円)を頼めばいいような気がします。もっとも、エビや貝は無いので、満足度は多少落ちるかもしれませんが。

ワインも飲み、料理も食べ終わったので、帰ろうかと思いましたが、本も読みたかったのでドリンクバー(190円)も頼み、引き続き居座りました。結局、18時10分頃入店して、会計を済ませたのは20時47分でした。1388円で2時間半も粘ってしまいした。799円+299円+200円+190円=1488円のはずなのに、なぜか100円引きになっていました。レシートにも1388円と印字されているので、会計の間違えではないはずですが、謎です。

なお、読んだ本はこちら。

読了するつもりでいましたが、引っかかった箇所があり、途中で止めました。

引っかかった箇所を引用すると、

  • ビル・バーネット&デイヴ・エバンス「LIFE DESIGN」57p
    • 「仕事」とは、人間社会への貢献すべてを指す。有償・無償は関係なし。
    • 遊びとは、やっていて楽しめる活動だ。(中略)勝利、出世、目標達成を目的とする活動は、たとえ「楽しい」としても、遊びとはみなさない

勝利を目指す活動は「遊び」とみなさないというのは、パラダイムシフト(この本では「視点の転換」)を起こさせます。例えば、Jリーグのサポーターも、チームの勝利を目的として応援する限りは、たとえ楽しくても「遊び」にはなりません。公営競技も、勝利、すなわちお金を儲けようと思って投票券を購入するなら、もはや「遊び」とは言えないということです。

プロスポーツを見るなら、贔屓チームが勝つことを目指して応援するのではなく、あくまでも一つ一つのプレーや試合会場の雰囲気を楽しむこと。公営競技で投票券(馬券や車券、舟券)を購入するなら、金儲けを目的とするのではなく、購入金額を予め決めて、レースをそのものを楽しみ、結果的にプラスになればうれしいな、ぐらいの気持ちでいることが必要ということですね。

サイゼリヤのブイヤベースの話題からは、完全に離れてしまいましたので、これ以上の考察は止めます。続きはまた改めて。

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